スペインのバレンシアにて開催されたSIP(無脊椎動物病理学会)/IOBC(国際生物防除機構)に参加し、相内と石倉さんが研究成果を発表しました。演題は、「Comparison of infection dynamics using two strains of Beauveria bassiana which has different virulence in Anopheles stephensi」と「Effect of Lecanicillium spp. against eggs of greenhouse whitefly,
Trialeurodes vaporariorum and sweetpotato whitefly, Bemisia tabaci」で、病原力の異なる昆虫寄生菌2系統のハマダラカ体内での感染動態を比較した研究と、オンシツコナジラミ とタバココナジラミの卵に対する昆虫寄生菌の影響に関する研究です。
今回は第52回SIPと第12回IOBCの共催ということで、例年よりも参加人数・演題が多く、盛大な学会となりました。特に菌に対する免疫関連の研究やマダニ防除、マイクロカプセル製剤など、非常にアクティブな研究者たちと直接ディスカッションできたのは収穫でした。共同研究のオファーも数件いただきました。
初海外&初国際学会の石倉さん、海外の名だたる猛者たちを相手にしっかり英語でディスカッションしていました。国内でしっかり研鑽を積んだ結果を発揮していて素晴らしいです。写真は、マダニの微生物防除研究で有名なイスラエルのMent博士と。
最終日のパーティは、古い大邸宅を改装したレストランで。大変贅沢な時間を過ごしました。写真は韓国のキム先生と。お互い農業害虫と衛生害虫を扱うことから共通項が多く、もう10年来の友人です。今回もたくさんの時間をかけてお話しできました。
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