先週金曜は、修士の論文審査会でした。当ラボからは、三上くんと細矢さんのエース二人が発表しました。二人ともElectrical Penetration Graph記録システムというマニアックな装置を使用した研究で、あの小さいアブラムシに電極を付けて、吸汁行動にどのような変化が現れるかを解析しました。これを使うと、あー今、口針を刺したなーとか、ゴクゴク飲んでいるなーという、アブラムシの詳細な吸汁行動がわかります。この装置を導入して、苦戦しながらもセットアップからデータ解析技術の習得まで達成してくれた細矢さんと、これを使って興味深い結果を弾き出した三上くんの発表です。どちらも、ウイスコンシン大学との共同研究に関わる研究で、何かとプレッシャーも多かったと思いますが、発表と論文執筆まで漕ぎ着いてくれました。発表はお疲れ様でした。あとは、論文のラストスパートです!